楽しいことや何かに熱中をしているとき、つい
ティッシュで「鼻をかむ」を後回しにしてしまう
そんな場面がありますね。
鼻の中がむずむずしてほじってしまう場面も・・・。
今回は、鼻を上手にかまないとどうなる?
をテーマに考えてもらう機会です。
絵本の世界から学ぶ
「じぶんではなをかめるかな」「はなくそにんじゃ」のお話を読み進めていく中で子どもたちの鼻への関心が高まっており、横を見ると無意識に鼻をほじってしまっていたお友達が。すると、「はな、ほじらないで。」と都度、注意喚起の声掛けをしていたお友だちも居ました😊

展開①鼻の役割や性質を知る
皆のお仕事は「小学生」
鼻の仕事って何だろう。
- においを嗅ぐ
- 呼吸をする
- 菌の侵入を防ぐ
主な3つの鼻の役割を捉えたうえで
「やってはいけない鼻のかみ方5選」を学びました。
- 力任せにかむ
- 両方の鼻をいっきにかむ
- 中途半端にかむ
- 鼻をほじる
- 鼻をすする
「これ、ぼくやっちゃってるなあ。」
と、思わず本音がポロリ💦
ハッとさせられながら参加する場面もあり
真剣に目と耳を傾けていました。
展開②紙飛ばし~鼻息チャレンジ~
ここからはお楽しみの実践です!
「皆の鼻がお仕事しているのか
見てみたいと思います。」
「これから使うのは鼻息。」と投げ掛け
子どもたちへ紙を渡していきました。

鼻息だけで紙を落とすゲーム
ルールを分かっていても・・・
ついつい使ってしまう口呼吸。
思うようにいかないことの面白味もある遊びです。

さあ、もう一度落ち着いて挑戦。
口をしっかり閉じて鼻に全集中!
すると、大成功でした。
「意識して取り組むことの大切さ」も
鼻呼吸の見える化を通して体感しています。

鼻をかむことは、生まれつき身についている能力
ではなく、繰り返し意識して取り組んでいくことで
獲得する習慣と言われています。
必要な場面でティッシュやごみ箱があることも
自分でやってみようという気持ちを引き出す環境配慮ですね。
今後も一緒に取組みながら、進んで行動できるように支援していきたいと思います。