消防署の裏側へ!

臨場感あふれるひととき

地域の古川消防署へ行ってきました。
まずは、外に並んだ消防車両へ導かれ、車内の装備や役割について教えていただきました。
大きな車体を目の前にして、子どもたちは思わず前のめりに。

実際に使われている道具を持ってみた

ホースや縄などの重さに驚き、「こんなのもってお仕事するの!?」と子どもたちからの驚きと尊敬の心境が一体感を生んでいます。

防火服の試着体験

消防士さんの素早い装備の動きを見て、心咲職員も「かっこいい・・・」とつい見入ってしまうほどでした。
また、子どもたちからは「何時からここに来ているの?」「どれくらいの速さで出動するの?」と質問が自然と出てきており、興味がそのまま言葉になって相手へ向かう様子が印象的です。こうした小さな対話の積み重ねが、子どもたちの「知りたい」や「伝えたい」を確かに育てているようです。

さらに、普段入ることができない訓練スペースや仮眠室も案内していただき、24時間体制で地域を守っているという現場の姿を垣間見ることができました。

見学のクライマックス、指令室へ

説明を聞いている最中のこと、ちょうど実際の通報が入りました。「本物の通報が入ったみたい。静かにして見学してみようか。」と消防士さんからの言葉もあり、見学サイドの空気も一気に引き締まっています。職員でさえも息をのむほどの緊張感と臨場感。「ここで119の電話受けるんだね」「今まさに誰かが助けを呼んでいるんだ…」と、子どもたちも真剣なまなざしで見つめていました。

見学の最後に消防士さんからプレゼントをいただきました。

短い時間ではありましたが、子どもたちも職員も”現場のリアル”に触れ、胸が熱くなるような濃い見学となりました。また、今回の体験で育まれた「真剣に耳を傾ける姿勢」や「人を助ける仕事への興味・関心」が、これからの学びにどんな形で息づいていくのか楽しみです。