モダンアートテクニックの中の「スクラッチアート」に取り組みました。
黒いシートを削ると、下から鮮やかな色が現れるこのアートは、子どもたちにとってまるで魔法のよう。
手にしたペンで自由に線を描きながら、みんな夢中になって取り組んでいました。
活動中は
「次は何を描こうかな?」
「ここを削ったらどうなるんだろう?」
と、好奇心いっぱいの声が飛び交っていました。中には、普段は筆圧が弱くて絵を描くことが苦手な子も、スクラッチアートではしっかりと線を描けていて、感動しました。



スクラッチアートでは、さまざまな力を育むことができます。
ペンを使って細かく削る動作は、指先の「コントロール力」を養います。削ることで絵が完成していく過程が楽しく、自然と「集中力」が高まります。
自由に描けることで、子どもたちの「自分らしさ」が表現されます。
スクラッチアートは、楽しさの中に療育的な要素がたくさん詰まった活動です。
これからも、子どもたちの「できた!」を大切にしながら、さまざまなアート活動を取り入れていきたいと思います。